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叩きまくりライブ♪

昨夜は東神奈川ハイピッチにて、叩きまくりライブ!お誘い頂き、シンギングボウルの演奏とファシリテーター

までさせて頂いて、とっても楽しく、勉強になった日でした。

呼んでくれたのはドラマーでパーカッショニストでボーカルもギターもベースもなんでもこなすマルチな才能の

ミュージシャンの本間修治さん。

まだ本格的なシンギングボウルはチベットから届いていないので、

家にあるミニシンギングボウル9個セットとハピドラム「あけぼのくん」をスーツケースに詰め、

いざ総武線逗子行きへGO!

電車の中で一応、シンギングボウルのアンチョコノートを見たり、構成を手帳に書いて考えたり、と

しているうちに驚くような速さで横浜着。

で、結局「なんにも決めないことに決めた」。そうだよ、「常に今ここ」だもんな!と、

すべてをその場の流れにまかせることにして、

お店に入って行く。お店ではすでに修治さんとオーナーでピアニストのゆずるんさんがリハしてた。
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修治さんにまず、シンギングボウルの音を聞いてもらって、鳴らし方をレクチャーさせて頂く。

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さすがにミュージシャン、すぐに波動広げちゃう。私よりうまいと思う。

打ち合わせして、ハピドラムで絡んでくれることになった。

うう。なんて心強いことか。。。

最後のティンシャも修治さんが鳴らしてね、と頼んだ。

どこで終わればいいか、は私でなく、ライブのメインある彼に決めてもらいたかったので。

ギターをやっている、という後藤くんというスッキリ爽やかな男の子が来て、彼がいたく

シンギングボウルに興味を示してくれて、目をつぶり、まるで高野山の僧侶のようだね、とみんなで

笑ったくらい、真剣にボウルを回していたのが印象的かつ、嬉しかったなあ。

最初は第二部でやってね、ってことだったけど

急遽、最初にシンギングボウル演奏をやって、そのあとどんちゃか系で盛り上がろうか、と予定変更。

お店オーナーのゆずるんさんはお線香まで焚いてくださり、雰囲気演出♪ありがたいなあ。

少しでも天の助けを・・という想いで、ボウルを六芒星の形に意識して置く。

でも今写真で見たら全然そんなんなってない、なんなんだか?(笑)

で、やりました、はじめてのお客様を前にしての、ヒーリングとかドラムサークルとかとは違う、

ライブ演奏。

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緊張するかなあ、とか思ったけど、

驚く程、自分では気がつかなったけど、のめり込んでしまったみたいで、

終了合図のティンシャ、まだ鳴らしてくれないのかなあ?と後ろの修治さんにアイコンタクトしたら

「もうさっき鳴らしたよ」と。(^^;

えーー全然気がつかなった。

修治さんゴメン。

演奏してるとき、私、どっか行ってたみたい。
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それこそ天の助けもありまくりだとは思うけど、修治さんがハピドラム「あけぼのくん」で

ものすごく空気を和らげ、なおかつ夢幻ちっくな演奏でからんでくれたので、

よけい宇宙感みたいのを出せたんだと思う。

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あの場の空気ってもう、瞑想そのものだったと思うし、

お客様の様子とかはわからなかったけど、

空気が張り詰めてないのに、でもワーッとと何か聖なるものがみなぎってて、

やっぱり浄化だなあ、この音、波動、響き。

で、終わってホッと一安心、お客様には「宇宙を感じた」「眠くなった」等、嬉しいお言葉をいただき(波動が上がると眠くなるのだ)こちらこそ、大感激♪

お昼も食べずに斎戒沐浴?といえばおおげさだけど、

岩塩入りのお風呂も空きっ腹で入って体を清め、瞑想をして演奏に備え、家を出てきたから

急にすごいお腹がグーグー。

ビールとオムライス注文♪

シンギングボウルのあとは、修治さんのライブ。

そりゃあもう楽しくてノリが良くて、アットホームな雰囲気のなかで進んでいく。

オリジナル曲も素敵だった。
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かと思うといきなりブルース・リーばりにシャツを脱いで黄色いジャージ?に着替えて

アチョー!!とパチカをぬんちゃくのように振り回して、パチカを鳴らす。これがまたカッコよかった。

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で、ホイッスラー、口笛姫とでも言いたいくらい美しいElenaちゃんが数曲口笛を吹いてくれて、

もう、以前聴いたときも驚いたけど、

口笛ってこんなにもすごいんだ!!もう楽器?として成立してる!!

とまたもや感動。ビートルズのジェラス・ガイなんて、もう、口笛が入ったことでよけい切なさ倍増。

突き抜けるような高音も、低音も吹けるElenaちゃんは天才だな♡
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ピアニストのゆずるんさんも急いでたらこスパゲティ作ってから参入して(笑)

高僧のような風貌の後藤くんも壁のギターはずして参加、

私はトラベルコンガで、ほかのお客様にもそれぞれマラカスやフレームドラムなんかを渡して

みんなでラ・バンバとかで盛り上がる。

で、休憩後、ビールでまったり、「こんなに盛り上がってきてるし、ファシリテーターとかはもうやんないで

いいんだろうな」と内心安心し、ほぼ忘れていたんだけど、

「じゃ、出てきてもらおうかな」

!!!

そうか、やっぱりやるんだ。

修治さんにジャンベでベース音を叩いてくれるように頼み、

お客様に打楽器を渡す。

ここはテーブル席とカウンター席があり、

段差がある。

テーブル席のほうが見下ろす感じ。

で、私はその両方を行ったり来たり、最終的には下で

ファシリテートする。

サークル(輪)でなくても、できるんだなあ、と嬉しかった。

分割してあっちとこっちとそっちで掛け合いもしたし、お客様それぞれのソロもしていただき、

最初は「ここでどうやって、なにやろう???!!!」って一瞬((((;゚Д゚))))ドキドキしたけど

お客様の楽しげな様子を見て、すぐにそんなことは吹っ飛んでしまった。

修治さんはやっぱりすごいな。ミュージシャンって腹がキマってる。

彼に振ると、必ずエンターテインメントしてくれるから。

でも、それが実に「良い塩梅」なんだよね。

ちゃんと盛り上げてくれるんだけど、お客様のことを考えて笑わせたり。

そうして次につなげてくれるから本当にやりやすかった。

そしてお客様もすごかった。

リズムが1分もするかしないかで共振し、エンパワーメントのすごさを感じたし、

誰もソロを振られても躊躇しない。ボディ・パーカッションやバリ島風味のケチャみたいのにチャレンジもしたけど全然、迷いがない。

躊躇するのは当たり前のことだし、悪いことなんかじゃ全然ないんだけども、

それがただ一人もなかったからビックリした。

みんながみんな「今ここ」で「自分の内から湧き上がるビートによる楽しさ」にフォーカスすると

こうなるんだな。

あらためてビート、リズム、の凄さを感じた。

間違いなんてないんだ、、ってことをもうsoulで感じてわかっちゃってたお客様でした。

好きにしていいんだ!ってフリーダムな雰囲気は、本当にいいね。

そして、終わってから、みんなのスッキリしたお顔。

楽しかった、と言ってもらえて嬉しかったし、私も発見と学びが大だった。

お客様おひとりおひとりにちゃんとフォーカスできてたかな。

満足していただけたかな。

私はパイプ役。

ヒーラーにしても、ファシリテーターにしても、パイプ役でしかない。

そしてそのことに喜びを感じるんだ。

私もみなさんに膨大な量のパワーとエネルギーを交換し、もらい続けているから。

ファシリテーターって一人で多人数の方たちのエネルギーや潜在してるものを引き出す役割だけど

そのたくさんの人たちに対していくエネルギーとテンションをその時間維持していかないといけない。

それでいて押し付けでなく、相手が自ら自分の隠れたなにか、感情だったり、色んなものを出して行きたく

なるようにするのがその役割で、

それが打楽器の音によって表現されたとき、

それがどんな音であれ、つつましげであろうと、たたきつけるようなものであろうと、テンポがずれていようと

あるいは躊躇してて音が出せなかったり、、であろうと

それはその人の有るがまま、今ここのその人そのものだから、

その一瞬の音、または無音、が愛おしい。

そしてこういうことが終わったあとって仲良くならずにいられよか!!みたいになるんだよね。

自分の全部を見せたし(特に弱いとこ)相手のも見た!的な感じになる。

人間って弱さでつながるんだ。

ミス(なんてないんだけどさ、そう自分で思い込んでること)をみんなの前ですればするほど、

焦ったり、パニクったりする姿をはからずも見せてしまったとき、

周りは安心し、共感し、お互いにフォローしたい、という愛の場になる。

最初は間違えずにうまくやろう、やらねば、と思っていたのにいつのまにか

みんなと叩いてるうちにそんなこと、どうでもいいんだよな!と吹っ切れる。

そのとたん、エンパワーメントが起こる。

その瞬間を見るのはいつも感動だ。

一体化するんだけど、個々が大切にみんなに思われていることがわかるんだよね。

さて、私もやるたびに思うこと、発見があるのだけど

自分を大切にできないと、相手にも大切に思われない、ってことを感じた。

これ、以前だったら長年プロとして活躍しているミュージシャンに指示したり、なんてこと

「とんでもない!私なんかがおこがましい、できません・・・すみません、もうしわけない。。。」って

思うだろうし、言ってるだろう。

でも、勇気を出して、「こんなぺーぺーの私でも」「おこがましくも」というのを飲み込んで

修治さんにいろいろ頼んでやってもらったりし、

さらにはかえりぎわ、「僕も勉強になりました。自分の足りないところとかあって・・。本当にありがとうございました」と外まで送り出してくれつつ言われてる私・・・。

もうものすごく感激してしまった。

彼はだから人気者なんだな。

「実ほど頭を垂れる稲穂かな」って言うけど、本当だなあ。

プロの人、活躍してる人ほど謙虚だっていうのはパーカッションやりだしてからつくづくそう思うことが

多い。私の師匠もそうだし、ドラムサークルの理事の御大もそうだ。

きっとたくさんたくさん傷ついて、そうなってきたんだろうな。

で、そんな素晴らしい方々に出会うたび、その姿勢に刺激され、

私自身も変わってきた。

必要以上に自分を卑下したり、自信喪失になったり、イジイジ、悪遠慮したり、することを

しなくなった。

で、そうなればなるほど、逆に感謝の想いが湧き上がってくるんだ。

遠慮ばかりしたり、、、っていうのは自分が傷つきたくなかったんだ。

でも、思い切って人に頼んだり、っていうのは相手を信頼し、愛をわかちあうことでもあるから

やっぱり自分のことも大切に思い、尊重すれば相手のこともそう思える。

自信を持っているけど謙虚。

これ、修治さんにまた学んだことでした。最後に修治さんと記念にパチリ。

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そしてお客様にも。

本当にありがたい気持ちで帰途につく間もなんだか鼻歌が出てしまう私でした。


では またね  ( ´ ▽ ` )ノ
by harumifasorasido | 2014-08-04 12:41